0.2.16 から 0.2.28 までのリリースのまとめです。クライアントは自動で更新されます。手動で更新するには zorven update を実行してください。デスクトップアプリと CLI は同じバージョン番号でまとめてリリースされるようになりました。
ゼロトラストアクセス(ZTNA)
- デバイスポスチャ: クライアントがデバイスのセキュリティ状態を報告し、ポリシーでその情報に基づいて許可・拒否できます。
- セッション中の再評価: 条件が満たされなくなると(例: 許可された時間帯が終わると)、開いているセッションも閉じられます。保存前にポリシーをプレビューできます。
- トンネル WAF と国別ルール: 各トンネルのセキュリティタブで攻撃パターンや国をブロック、またはチャレンジを要求できます。国データは DB-IP Lite を使い、毎月自動更新されます。
- 企業向け ID(Enterprise): OIDC と SAML によるサインイン、グループマッピング、ドメインへの SSO 強制。
- デバイス証明書(Enterprise): テナント専用 CA によるデバイスへの mTLS 証明書。
- プライベートネットワーク経由の ZTNA: ポリシーがプライベートネットワークのアクセスルールに変換され、プライベートリソース向けの DNS とアクセスログも利用できます。
Zorven Net: フルネットワーク層と直接接続
- フルネットワーク層:
zorven net upで仮想ネットワークインターフェースを追加し、許可されたピアに IP または<デバイス>.zorven.internalでどのアプリからでもアクセスできます。Linux、Windows、macOS に対応。Windows ドライバー(wintun)は署名付きで自動ダウンロードされます。 - デスクトップでワンクリック: デスクトップアプリのフルネットワーク層カードからオン・オフできます(管理者権限が必要。必要に応じて管理者として再起動するよう案内します)。
- 直接接続: 可能な場合はデバイス同士が NAT を越えて直接接続し、できない場合はサーバー経由で中継します。パネルにピアごとの直接/中継の表示と遅延が出ます。
画面共有
- 高速化: 並列エンコード、高速スケーリング、2 段階パイプライン。最大 30 fps。
- 適応制御: 視聴者が実際に受信しているフレームレートに合わせて品質と速度を調整し、遅い回線でのカクつきを減らします。
- パフォーマンス表示: 視聴中に各段階の所要時間、実際の品質、ボトルネックのヒントを確認できます。
- 注: Windows でシステムサービスとして動作するクライアントは画面をキャプチャできません(Windows の制限)。画面共有にはデスクトップアプリ、またはログオン中のセッションで
zorven --enable-screenを使ってください。
Claude と AI ツール(MCP)
- トンネル MCP モード: 自分の MCP サーバーをトンネルで公開できます。OAuth または API キーによる認証、ツールの許可/拒否リスト、JSON-RPC ログと分析に対応。
- フルアクセス: 再ログインによる確認のあと、パネルでできる操作をすべて Claude コネクタに許可できます。削除には別の権限が必要です。
- ドキュメント: API と MCP のドキュメントを更新し、日本語版を追加しました。
クライアント
zorven settings(短縮形zorven set): 矢印キー、Enter、Esc で操作する対話型の設定画面。サーバー、キー、リモートターミナルと画面共有の許可を 1 か所で設定できます。- デスクトップの更新: アプリのフォルダーに書き込めない場合、ダウンロードページに移動する代わりに管理者の承認を求めます。
- 分かりやすいエラー: 接続できない理由(例: 同じデバイスキーで別のクライアントが接続中)が画面に残るようになりました。
- Windows サービス用のログファイルと、診断コマンド
zorven debug stacks。
セキュリティ
- セッション Cookie に
__Host-プレフィックスを付けたため、サブドメインから Cookie を仕込めなくなりました。切り替え時に全員が一度サインインし直す必要がありました。 - セキュリティ監査による修正: IPv6 のレート制限、raw TCP の接続数制限、エラー時に IP 許可リストが閉じた状態を保つこと、OAuth コード再利用時の権限取り消し。
- 訪問者のリクエストがキャンセルされると、クライアント接続全体が切れることがある不具合を修正しました。
パネルとサイト
- 更新情報ページは
/updatesに移動しました(旧アドレスはリダイレクトされます)。 - サイトとパネルに新しい 404 ページ。
- ドメイン追加時のトンネル選択が 2 段階に: まずクライアント、次にそのクライアントのトンネル。